2011年01月29日

これまでとこれから

沖縄は木曜日くらいから天気が悪い。
エレキコミックのやついちろう氏が沖縄に来るにあたりツイッターで情報収集していて、動向をうかがっていたら「沖縄に着いて寒さで震えている…」ということを呟いていた。
私はというと、氏が来沖した日にちょうどやっていた「Fuck Techno Syndicate」というガバのパーティーをお勧めしたのだが、きっと行かなかっただろう。
金曜日は大雨、PCに向かっている今も雨こそ降っていないものの厚い雲に覆われている。吹きすさぶ風もこの重い雲の前では…といったとこ。
さすがに寒いし子供らも風邪気味なので、外には出ず家でゴロゴロしている。

ところで、今夜は沖縄市と那覇市で、それぞれアニバーサリーパーティーがある。
一つはDJ SHINKICHI主催のサンコンシャス@音洞の3周年。もう一つはMIYASHITAがオーナーをつとめる熱血社交場の8周年だ。
ともに、場所は違えどそれぞれシーンを牽引するパーティーでありハコだ。
しかし、サンコンシャスは今回の開催で一旦幕を閉じる。熱血社交場は、変わりゆく時勢の中で生き残りを模索し続ける。

サンコンシャスは、耳慣れない人から肥えた人までを楽しませることのできる貴重なパーティーだった。さすがにDJ陣が手練なだけあって、選曲の幅といい流れといい他にはあまり見られない雰囲気を持っていた。
それが今回でひとまずではあると思うが終わってしまうのは少々もったいなく感じる。とはいっても、それはいちお客としての意見なので、内情がどうであるかとかはわからない。
よくは言っても乱暴に表現すると水商売だ。集まる人も癖があったりスネに傷を持っていたり、お金や人間関係のこじれなどもあるだろう。(サンコンシャスにそういうことがあったというわけではない)
とにかくパーティーを続けていくというのは意外に体力がいるということ。DJ一本で食べていけている人なんか一握りだ。それでも、楽しんでくれる人、求めてくれる人がいるから続けるし仕掛けていく。シンキチさんを筆頭に、そういう類いの人達だと思っている。
これまでの功績を讃えるとともに、今夜は音洞にでかけるとしよう。

熱血社交場は、揺り籠から墓場までを体現するようなハコだ。マナーのなってないお子ちゃまから、爆音の中で佇む老紳士までが楽しめる企画を夜ごと開催している。
しかし、ここ最近の世論や風営法云々で、全国的にクラブシーンを取り巻く環境に変化があり、大阪では逮捕者まで出た。
沖縄は先駆けとも言え、米兵の暴行事件を発端とし辺野古や高江の米軍施設移設を巡る動きなどもあって、早くから警察の手入れがあった。
定期的な注意勧告もあってのことだが、それでも営業停止が4〜5店舗、閉店してしまったクラブは3店舗に及んだ。熱血社交場も例外ではない。
ただ、現状を安易に受け入れるだけではダメだ。常に前向きに動いていかねばならない。私もこのハコでパーティーを主催している身でもあるので、一介のDJやお客の一人として甘んじてはいけないのだ。
これからの発展を祝うとともに、熱血社交場にも出かけるとしよう。

今夜は沖縄市から那覇市まではしごだ。
幕引きも再出発も盛大に祝うのがパーティーピープルだ。
まだまだ終わらんよ。

それでは現場で会いましょう。

乾杯!!!


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